オープンソースソフトウェアはプログラムのソースコードを一般公開することで、ユーザーからの評価や修正、バージョンアップを促します。これにより、公開した側はソフトの開発を客観的に行ってもらえるというメリットがあります。また、技術力を世間に示し、関心を持ってもらう狙いもあります。
ユーザー側においても、このような開発に貢献することで、最新のプログラミング言語の動向やスキルの拡大につながります。あくまでも貢献という形なので、報酬などのテイクバックがあるとは限りません。
ただし、中には、公開した側から粗品の贈呈など御礼をしてくれるケースがあります。さらに、ユーザー側のプログラミングスキルを見て、ヘッドハンティングや就職の斡旋などにつながる可能性もあります。
スタイルとしては、自分一人で行う場合や、みんなで考えながら対応する場合もあります。
後者では、コミュニティーサイトを作ることで共同作業を実現しています。開発は、ビデオチャットやツイッターを駆使して相談しながら開発を進めていきます。
わからないことはメンバーに聞くことで、自分の学びの機会になります。また、一緒に仕事をしているという感覚のため、コミュニケーション能力も広がります。
様々なサイトがあるので、自分に合ったメンバーや開発スタイルから選ぶことが重要です。初心者歓迎であったり、週1回の頻度で行ったりと、多彩な特色があります。
不安な人は、オープンソースソフトウェア開発の実態の動画を提供したり、メールなどで相談したりできるツールがあるのでそれらを活用してみましょう。